インプラント

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インプラント

インプラント治療について

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お口の機能を回復し、快適な噛み心地を取り戻せる治療です

歯が抜けたままの状態を放置していると、噛み合わせのバランスが崩れ周囲の歯がぐらついてくることがあります。
このような変化が生じると、お口の機能低下だけでなく全身の健康にも影響を及ぼす可能性が高まります。

インプラントは、歯を失った箇所に人工歯根を埋入しその上に人工歯を取り付ける治療方法で、より自然な見た目と快適な噛み心地を再現することが可能です。
外科手術を伴う治療となりますが、できるだけ患者さまにご負担がないよう手術を行っていまいります。

ご希望の患者さまには治療方針や費用などを丁寧にご説明いたしますので、将来に大きなメリットをもたらす治療の選択肢として、ぜひご検討ください。

インプラント治療には、以下のメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 顎の骨にしっかりと固定され、天然歯のような感覚で噛める
  • 取り外さないため入れ歯と比べて手入れが簡単
デメリット
  • 治療後7~10日程度は痛みや腫れを伴う可能性がある
  • 術後感染による問題が起こる可能性がある

失った歯を補う治療のメリット・デメリット

歯を補う手段として、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3種類があります。
どれも見た目にこだわり、患者さまのご希望に沿った治療の案内ができるよう努めています。

入れ歯

歯と歯ぐきを再現した装置を口に装着して使用する人工歯です。

メリット
  • 取り外しができ、調整や修理がしやすい
  • 自費診療の入れ歯は素材や形状の選択肢が豊富
デメリット
  • 安定感が少なくしっかりと噛むことは難しい
  • 健康な歯を削る場合がある
ブリッジ

歯のない部分の両隣を土台として、橋をかけるように接着する人工歯です。

メリット
  • 保険適用内で治療が可能
  • 取り外しの手間がなく清掃しやすい
デメリット
  • 健康な歯を削らなければならない
インプラント

顎骨のなかに人工歯根を埋め込み、人工歯を装着する治療です。

メリット
  • メインテナンス次第で10年以上使用できる
  • 隣り合う歯を削ることがないため、他の歯への影響が少ない
デメリット
  • 治療後7~10日程度は痛みや腫れを伴う可能性がある

インプラントは歯が抜けた箇所のみを治療できるため、健康な歯を削って土台にしたり、調整のために何度も通院する必要がありません。
手術が怖い、取り外してメインテナンスできるほうがよいという方には、無理にインプラントを勧めることはありません。
しっかりとした噛み心地を取り戻したい、将来のために隣の歯を削りたくないという方にインプラントをおすすめしています。

当院ではお口全体の機能改善を図る一環としてインプラント治療に力を入れており、患者さまに合った治療の選択ができるよう丁寧に説明を行っています。
抜歯後の治療に関してご不明点がありましたらいつでもご相談ください。

※インプラントは全て保険適用外の自費診療となります。

歯ぐきを切開しない方法で手術を行えます

インプラント治療では、患者さまの顎の骨に人工歯根を埋入します。
従来の埋入方法では、顎の骨が見える状態までメスで歯ぐきを切り開き、位置を確かめながらドリルで穴あけを行います。
当院では、あらかじめ行うCT検査によりインプラント埋入の角度や深さを決めた「サージカルガイド」を作製し、手術の際はそのガイドに従ってドリルで骨に穴を開けるため、歯ぐきを大きく切開することがありません。

[フラップレス手術]切開後の治癒期間が早くなります

歯ぐき切開をほとんど行うことなくインプラントを埋入できる方法です。

メリット
  • 一般的な埋入術よりも手術後の腫れが抑えられる
デメリット
  • 手術中に切開に変更となる場合がある

インプラント治療の流れ

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患者さまにご納得いただいてから治療を進めます

インプラントは患者さまの骨にしっかりと固定してお使いいただける治療方法です。
手術後はきちんとメインテナンスを行うことで、長期間にわたって快適に使い続けていただくことができます。
長く患者さまをサポートしていくものだからこそ、安心して治療を受けていただけるよう、治療前には入念なカウンセリングを行うよう心がけています。

当院では以下の流れでインプラント治療を行っています。

1.カウンセリング・検査

インプラント治療をお考えの患者さまにカウンセリングを行い、ご要望やご不安な点などを詳しく伺います。
全身の健康状態や既往歴、生活習慣などを細かくお伺いしながら、患者さまとドクターの双方の合意のもとインプラント治療を開始しますのでご安心ください。
その後CT撮影や歯型採取などを行い、顎の骨の厚みや形状などを詳しく調べ、インプラント埋入のシミュレーションを行い、その結果をもとにサージカルガイドを作製します。

2.インプラント埋入手術

手術前には口腔内のクリーニングのほか、むし歯や歯周病がある場合は事前に治療を行い、清潔な口腔内で手術に進んでいただきます。
手術の当日はしっかりと体を休め、万全の体調で時間にゆとりをもってお越しください。
あらかじめ作製したサージカルガイドをもとに手術を行うことで、切開範囲を最小限に抑えながらインプラントを顎の骨に埋入します。
手術後は、インプラントと骨が安定するまで気をつけていただく生活上のポイントがありますので、医師の指示に従ってお過ごしください。

3.人工歯の取り付け

埋入手術後は仮歯でお過ごしいただきながら、定期通院で経過を観察していきます。
3か月から半年ほど経過するとインプラントと顎の骨がしっかりと結合します。
お口の状態が安定したことを確認してから、人工歯を取り付けて噛み合わせの調整を行います。
当院はさまざまな人工歯の素材がご案内可能となっておりますので、審美性や強度などご要望に応じてご用意いたします。

4.治療後のメインテナンス

インプラント自体はむし歯になることはありませんが、ケアを怠ると、人工歯や土台の周囲に細菌が溜まり炎症を起こす可能性があります。
他の歯と同様に定期的なメインテナンスを行うことで、より長く快適にインプラントをお使いいただけるようになります。

固定式のため入れ歯のようなガタつきや違和感は起こりにくいですが、時間の経過とともに人工歯根と人工歯を繋ぐパーツが緩んでくることがあります。
気になる点や不具合がありましたら、お早めにご来院ください。

治療後のメインテナンス

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定期的なメインテナンスでより長くインプラントをお使いいただけるよう取り組んでいます

「第2の永久歯」とも呼ばれるインプラントを長持ちさせるためには、ご自身の歯と同様に定期的なケアとメインテナンスが大切です。
むし歯になりやすい生活習慣や歯周病がある状態を放置してしまうことは、再びお口の状態を悪くしてしまう原因になりかねません。

毎日のデンタルケアを見直し、定期的なメインテナンスにお越しいただくことで、長く快適にインプラントをお使いいただけるサポートができるよう努めております。

インプラントを含めた「お口の健康管理」を続けていきます

インプラントはしっかりとメインテナンスを続けていれば良好な状態を保ち続けることができる人工の歯です。
逆にいうと、インプラントの寿命は患者さまのお口の衛生管理によるところが大きく、歯周病などで歯ぐきの状態が悪化すればインプラントが脱落しやすくなるほか、時間経過でパーツのつなぎ目が緩んだり、部品にヒビや割れが起こることもあります。

良好な状態を保ち続けるためには、残された健康な歯と同様に定期的に歯医者でチェックとメインテナンスを受けていただくことが大切です。
インプラント手術が終わったあとも、引き続きお口のトラブルを総合的に解決し、よりよい状態を保てるよう努めてまいります。